title 2003.12.18 わが青春の理想郷 Part2


前回からの続きなんですが、まんまと友人宅(釣具店)の売り上げに貢献してしまった僕ですが、
こう語るのは訳があります。
当時、ぼくら釣り仲間の間ではベイトリールはアブ・アンバサダーが一番の憧れだったのです。
コカコーラの販売機で買った「アンバサ」を「ダー」と言いながら吐き出すギャグ(へんな遊び)
を皆でやりながら、欲しいよなーと語り合っていましたが、
その友人が「シマノはええよ」、「アンバサダーは取り寄せできんよ」と言う為、
そいつの言葉を信じてました。
が… 

騙された。

そいつは次回釣行の時「赤いアンバサダー」をイキナリ出して、
「一台だけ入って来た」とか
「かっこええ?」とか言いやがったのです。
やられた…と思いました。
どうも後で聞いた話では、自分は友人には内緒で前から注文していて、
他の奴には買わせたくなかったらしい…釣具屋の息子として…

スネオ君ですか?

その後、当時負けず嫌いの僕とそいつは徐々にライバルになって行き、
仲が良いのか悪いのかわからない変な関係になって行きました。
「新しいルアーが入荷したけど、Iくんのは無いよ。」とか
「この日曜日、池原へ行くけどIくんは乗れないよ。」とか

のび太はダメ!状態

ただ、同じレベルで話が出来るのも、釣りが出来るのも、僕だけだったので、
二人でいる時は本当に仲が良かった。
君がいなけりゃ喧嘩できないって感じですね(笑)

そいつと僕は、中学一年秋頃からギターにのめり込むのですが、
同じ楽器と言うのが悪かったのか、そこでも結局、速弾きを競ったり、
ドラマー君の取り合いをしたり
「あいつより俺の方が…」
「いや、あいつの何々はイマイチや」
とか相変わらずでした。

元気にしてんのかな?



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